ピンク筋を増やせば痩せられるの?
こんにちは。
先日LNE@にこんな質問がありました。
「ピンク筋ってあるの?寝ている間に脂肪と炭水化物が燃焼するの?」
どうやらテレビ番組で話題に上がったようですね。
私は観なかったのですが、興味そそられますね〜
というわけで、今日はその質問に応えたいと思います。
筋肉には違いがあります
結論から言うと…
ピンク筋はあります!
それってどういうものか、筋肉の特徴から説明しますね。
遅筋と速筋とは?
筋肉は筋繊維が束になって作られているもので、2つの特徴があります。
それが、『遅筋』と『速筋』。
まず、遅筋(ちきん)はタイプ I の赤筋とも言い、赤色でスタミナがありますが速い動きは弱いです。
そして脂質をエネルギー源にするので、持久力があるのが特徴です。
有酸素運動に適しているため、マラソンなどを得意としている人に多いです。
弱い力で持続的に動くことで筋肉は太くなりにくいです。
それに比べて速筋(そっきん)はタイプ IIb の白筋とも言い、白色で速い動きに強いけれどスタミナは弱いです。
そして糖をエネルギー源にするので、瞬発的で大きな力を発揮するのが特徴です。
ウエイトリフティングなど、無酸素運動に適しています。
瞬発的に大きな力を発揮するので、筋肉は太くなります。
遅筋(タイプ I ) | 速筋(タイプ IIb) |
持久力がある | スタミナがある |
脂質がエネルギー源 | 糖がエネルギー源 |
赤色 | 白色 |
有酸素運動向き | 無酸素運動向き |
もう一つがピンク色!
では、ピンク筋って?
それは遅筋と速筋の中間で、それぞれの特徴を持っています。
なので、脂質も糖もエネルギー源になるのです。
持久力も瞬発力もあるのですね。
色も中間のピンクなのでピンク筋と呼ばれたりするのでしょう。
正確には速筋のタイプ IIa です。
つまり速筋が2種類ということになります。
あなたはどのタイプ?
ここまでで、遅筋(タイプ I )、速筋(タイプ IIa)、速筋(タイプ IIb)があることを説明しました。
どのくらいの割合なのかは個人差があり、これは先天的なので変えることはできません。
マラソン選手がウエイトリフティング選手に移行しようとしても実力を発揮することが難しいのです。
つまり、遅筋を速筋に変えることはできないのです。(逆も同じ)
「いや〜、脂肪を燃焼させたいから遅筋を増やしたい!!」
そんな風に思いますよね。
大丈夫です、方法はあります^^
糖をエネルギー源とする速筋を、脂肪をエネルギー源とする遅筋に近づけることはできるのでピンク筋は増やせます。
脂肪も糖も燃焼させよう
これはテレビ番組でも紹介していたようですが、スクワットというトレーニングはおススメです。
いろいろなやり方はありますが、私が指導しているものを紹介しますね。
タオルを利用するとわかりやすいので、ご用意ください。
〈私のおすすめ、スロースクワットのやり方〉
✴︎タオルを肩幅より広めに持ちます
✴︎足も肩幅より広めにし、つま先はやや外側に向けます
✴︎タオルを股関節(足の付け根)にあて、後ろに引くようにします
✴︎お尻を突き出すように5秒かけて腰を下げ、5秒キープ、5秒かけて元の位置まで戻ります
✴︎常にタオルで股関節に圧をかけると効果的です
タオルを使用することで背中も意識できますし、胸を張ることができるでしょう。
足裏全体に体重を乗せ、15回行います。
まとめ
ピンク筋については理解していただけましたでしょうか?
もう一つの質問に、寝ている間に脂肪と炭水化物は燃焼するの?というのがありました。
(ちなみに、炭水化物は栄養素なので糖ですね。)
これはよくわからないです。
ただ、日が暮れて3時間後から身体は蓄積モードになるので、食事の取り方に気をつけることが大事なのではないかなと思います。
いかがでしょうか。
参考にしていただければ幸いです。
LINE@で全ての質問にお応えできるか分かりませんが、気軽にコメントくださいね。
他の人が会話を見ることはできませんのでご安心を^^
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