姿勢を良くする=健康に!見た目の印象と身体への影響を徹底解説

いつも何気なくとっている姿勢。ふとした瞬間に鏡に映った自分の姿を見て、思ったより姿勢が悪いと感じたことはありませんか?
自分の姿は常に見ているわけではないので、その感覚がイメージと違っていることはよくあります。
良くない姿勢を続けていることが見た目だけでなく、身体にとってどのような影響があるのか徹底解説します。
姿勢改善で変わる!あなたの魅力と身体への影響
現在は殆どの人がスマホを持っていて、常に画像を見ています。下を向くことが多くなると、どうしても頭を前に落としてしまいがちではないでしょうか。
そして、座っている時間が長くなることで身体を支える筋力が弱くなります。そうすると姿勢が悪くなってしまうのです。
自分の姿勢を常に見ているわけではないので、ふいに鏡に映った自分を見たり友人から指摘されることでハッとすることもあるのではないでしょうか?
それでは実際に、理想の姿勢とよくある不良姿勢について解説します。
理想の姿勢とは
横から見て「くるぶし・膝の中心・骨盤(大転子)・肩(肩峰)・耳たぶ」が一直線上に並んでいる姿勢を指します。

理想の姿勢を保つためには、重力に逆らって姿勢を保持する「抗重力筋」の働きが必要となります。この身体を支える力が弱くなると、関節や筋肉に負担をかけてしまいますので要注意!
※抗重力筋とは、体幹・下半身にある筋肉のこと
自分で姿勢をチェックするのは難しいので、写真を撮ったり誰かに見てもらうといいでしょう。まずは現状を知ることが姿勢を良くするための第一歩です。
次に、よくある不良姿勢「反り腰」と「スウェイバック」の特徴をみてみましょう。
➀反り腰の特徴
- 背中を反らせている
- 骨盤を前に傾けすぎている
- 首が緊張している
パッと見ると良い姿勢に見えるかもしれませんが、理想の姿勢と比べると骨盤を前に傾けすぎていて腰の筋肉が常に緊張している状態です。さらにお腹の力も抜けがちに…。腰を丸めにくく筋肉の張りが強いため、慢性的な腰の痛み
身体への影響で一番大きいのは、腰にかかる負担です。筋肉はずっと緊張していればいつか爆発する恐れがあります。ふと振り返った瞬間や上体を前にかがめた姿勢でギックリ腰になるリスクが高まることに…。体制を変える時など腰に違和感が出ないように、背中や腰回りのストレッチをするといいでしょう。
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②スウェイバック姿勢の特徴
- 骨盤を後ろへ傾けて前へずらしている
- 背中を丸めて猫背になる
- バランスをとるため顔を前に出す

これは、骨盤を前にずらすことによって脚のつけ根(股関節)に寄りかかった状態です。さらに腰の骨に体重を乗せている分、お腹の力が抜けて腰の骨に大きな負担をかけてしまいます。腰痛やぽっこりお腹の原因にもなりかねません。
スウェイバック姿勢は、年齢問わず増えてきているようです。原因として考えられるのは、生活習慣の変化による筋力低下です。姿勢が悪くなることで首こりや腰痛を引き起こすリスクが高まります。
気づかぬうちにスウェイバック姿勢になっている場合もありますので、次の項目でもう少し詳しく解説します。
姿勢を良くすることで変わる見た目の印象
ここでは、スウェイバック姿勢の見た目の印象について解説します。横からの姿勢もそうですが、後ろ姿でも印象が大きく変わることをまず知っていただきたいです。

写真のように、スウェイバック姿勢だと背中が広くお尻も広がって見えてしまいます。その影響で体型も太く見えませんか?自分では見えない後ろ姿を気にすることで姿勢を改善し、理想の姿勢を目指していきましょう。
姿勢を良くする=健康的な印象に!
理想の姿勢というのは本来なら楽な姿勢となります。そのためには、重力の影響を受けても支えられる筋力が必要です。首肩が凝る、腰が重いなど不調を感じる前に、まずはご自身の姿勢をチェックして確認してみましょう。
姿勢を良くすることで、見た目にも若々しく健康な印象になります。自分の姿勢に良いイメージを持ち、それを保つよう身体への意識を高めてくださいね。