首肩こりにオススメ!自宅ですぐできるボディメイク!針金ハンガーdeピラティスエクササイズ
首肩こり…どうにかならないかしら。
マッサージに行ってその時はいいんだけれど、またすぐに凝ってきちゃう。更年期になったらさらにひどくなったような気がするし…。
自覚がなくても、首肩がパンパンになっている人いらっしゃいますよね。そんな時は揉んだり叩いたりしませんか?それが気持ちよくて楽になるのであればいいのだけれど、そうでなければ根本的な原因を紐解いていく方が近道です。
大事なのは、『その原因を知ること』と『正しく体を動かすこと』。そんな話をしたいと思います。
金子由美ってこんな人➡金子由美のプロフィール
なぜ首肩こりなんだろう?
その原因は、『姿勢の問題や動きの習慣』だと私は考えています。
どういうことかというと、今まで自分が作ってきた体の使い方がそこにあり、その何かが悪さをしているから。きっと子供の頃は首肩こりなんてなかったはずです。(現在は子供にも症状は出ているようですが)
更年期になりホルモンバランスの乱れで起こることもあり、原因は一つではないものの見直すことができるのであれば見直した方がいいに決まっています。
その1❝姿勢の問題❞
以前にも肩こりについてこんな記事を書きました。
記事はこちら➡肩こりって揉むだけじゃダメダメ!猫背も一緒に解消しちゃおう!
姿勢の問題に加えて、しなやかさ(柔軟性)の問題についても話しています。ここでいうしなやかさというのは、背骨や肩甲骨が滑らかに動いているかどうか。動きが良くなければ、動きやすい首が代償動作をしてしまい負担をかけてしまうでしょう。
姿勢に関して一番気になるのが…頭のポジション!!
ここを解決すればかなり楽になるはずです。何故なら、成人で約7㎏ほどある頭を細い首で支えているから。
下を向いてスマホを見ていれば、ずっと頭が前に傾いています。猫背でいれば胸が下がりあごを突き出して首の後ろが詰まってきます。そうなると首や肩の筋肉で頑張るしかない!
その2❝動きの習慣❞
気づいたら肩が上がっている…なんてこと、ないですか?夢中で何かをしているときや、緊張しているときなども含めて無意識な状態なのかもしれません。こんな時は肩の力を抜こうとしてもうまく抜けなかったりしますよね。
骨格上、腕は下に下がっていてその腕は関節のソケットに浅くついています。ここは『球関節』といって、腕をいろいろな方向に動かすことができる関節です。そして肩の筋肉、首から肩にかけてある僧帽筋や肩甲挙筋といった筋肉たちが支えています。
それらと共同して働く筋肉が背中の筋肉たちで、ここにスイッチが入りにくいともっと肩周辺に力が入ってしまうのです。姿勢でいうと猫背な人に多く見受けられます。
猫背になりがちだったり、背中を意識しにくかったりしませんか?首肩をマッサージするより、背中を意識させることでだいぶ首肩は楽になります。
おすすめ記事➡一日10回!簡単背中すっきりエクササイズ!
首肩こりにも効く!ピラティスエクササイズ
マッサージがダメなら動いて解消しよう!姿勢の問題や動きの習慣というのは変えることができます。ただ、自己流だと厳しい…何故なら今までその感覚で過ごしてきたから。
でも大丈夫!これから一緒に、正しく体を使えるよう良い動きを習慣化していきましょう。成果を上げるには何度も繰り返して、その感覚をご自身で掴んでくださいね。
毎週土曜日に行っているオンラインレッスンでは、2週目に『背中すっきりピラティス』を行っています。なるべく自宅にあるものを利用しながら、ご自身でその感覚を掴めるよう丁寧にレッスンを進めています。その一部のエクササイズを紹介します。
詳細はこちら➡Zoomオンラインレッスン
シェイプ・ザ・ヘッド
足裏同士を合わせて座り股関節から上体を折り曲げてやや前に傾けます。この体制が厳しい場合は、あぐらや正坐、もしくは椅子に座った状態でも出来ます。
両手のひらに針金ハンガーを挟み、頭の後ろにくるようにして肘を曲げ、息を吐きながら針金ハンガーを天井に向けて上げていきます。そして吸いながら元に戻します。
リブケージアームス
同じように座り、針金ハンガーの中に腕を入れてセットします。
手のひらは向かい合わせで、肘は曲げたままで角度を変えずに頭上に向かって息を吐きながら腕を上げていき吸いながら元に戻します。
スパインツイスト
あぐらや正座で座り(椅子に座っても良い)、針金ハンガーをみぞおちに当てます。
背筋を伸ばしたまま、そこを起点に息を吐きながら上体を回転させていきます。骨盤の位置は変えず、顔から動かさずに回転させていきましょう。
一人では正しく出来ているか分からない
今の体は、今までの動き方の癖でできています。だから分かっていても自己流になってしまい、正しくやっているつもりが少しズレていることも多々あるでしょう。
感覚は変えることができるのですが、それには客観的な目や言葉が必要です。繰り返し正しい動き方を身に着ければ、あとは自分で意識をしながら過ごすことができるようになります。
ということは、首肩こりはある程度自分で何とかすることができると思います。まずは、何故コリを感じるのかを知りその原因を紐解いていくことをおススメします。
『姿勢の問題』『動きの習慣』は今からでも変えられます^^