良い姿勢って何?体の不調はどこからきてるの?自分のタイプを知ってすっきり解消する方法!
家で過ごすことが増えて、
なんだか体が重いな~と感じていませんか?
それって姿勢の癖から来ているのかも…
こんにちは!フィットネス・パーソナルトレーナーの金子由美です!
「猫背が気になるんです」
「姿勢をよくしたいんです」
と思うことありますか?
日々の生活の中で、ふと鏡に映った自分を見て思ったり、人から言われて気にしたりしますよね。
ただ…
そもそも良い姿勢ってどういうこと?
姿勢は良くないとダメなの?
少しでもそう思う人がいるのなら、そんな疑問を解決したいと思います^^
良い姿勢ってどんな姿勢?
結論から言うと、姿勢に不備があると肉体的にも精神的にもダメージがあります。
なぜなら、私たちは重力の影響を受けて体を支える必要があるからなんです。
例えば、いつもスマホを見ている時間が長いとします。
ずっと下を向き、頭が前に下がった状態が続きます。
骨格は同じ体制を長くとればとるほど、その状態が形状記憶されてしまうのです。
気づいたころには首の骨がまっすぐなストレートネックになり、首の痛みや頭痛を感じるかもしれません。
他にも腰の筋肉が常に緊張していて腰痛を起こしたり、骨格のゆがみによって痛みを感じる部分が増えてしまうこともあります。
さらに、精神的にもマイナスになり落ち込むことが増える可能性もあります。
できるのであれば、自分の体を支えるだけの筋力や動かすことのできる柔軟性はあった方がいいです!
では、良い姿勢の評価を解説しますね。
姿勢の評価をする時に、立った状態を横から見たりします。
ポイントは骨で見ること。
自分では見ることができないので、誰かに見てもらうか写真に撮ると良いでしょう。
まずは足元から。
◉くるぶしの前
◉膝の中心よりやや前(写真は少し膝の位置が前ですね)
◉大転子(骨盤を横から触って出っ張った骨)
◉肩峰(鎖骨を外に触っていったところの骨)
◉耳たぶ
これを基準に見ます。
筋肉や脂肪のつき方で見た目に違いがありますので、骨の位置で見るようにするといいです。
良い姿勢?よくあるこんな姿勢
≪反り腰タイプ≫
大転子・肩峰・耳たぶのラインは良いのですが、肋骨が骨盤よりも前に出ています。
腰はやや前にカーブしていても、背中まで反ってしまっていますよね。
おそらく重心は前にいっているので、つま先に力が入り腿の前にも力が入りやすいでしょう。
≪猫背タイプ≫
大転子よりも肩峰は後ろ、耳たぶは前になっています。
骨盤は後傾といって後ろに傾いた状態です。
この姿勢だとお腹ポッコリになりやすかったり、肩こりしやすかったりします。
おそらく膝はやや曲がって重心が落ち気味になる傾向があります。
次にそれぞれの姿勢の特徴です。
ここを理解した上で、その次のエクササイズをご覧ください^^
よくある姿勢の特徴
今回は2つのタイプを挙げていますが、他にもいろいろなタイプがあります。
それによって改善のアプローチは若干変わることを知っておいてくださいね。
最初に説明した横からの姿勢に近づけるには、筋肉バランスが大事。
それぞれ赤で筋肉が短くなっている部分、青で筋肉が長くなっている部分を示してみました。
筋肉が短い部分はストレッチをし、長くなっている部分はトレーニングするようにすることがポイント!
まずはここを整えてみよう!!
反り腰タイプの特徴
猫背タイプの特徴
良い姿勢になるための方法
まずは短くなった筋肉を伸ばすためのストレッチから始めてみてください。
そもそも体が硬くて写真のような体制が取れない…
ということもあると思いますので別の方法も補足しますね。
ストレッチは20秒から30秒そのままキープしてじわじわと筋肉を伸ばすようにしましょう。
反り腰タイプのストレッチ
◉腰のストレッチ
足を開いて上体を丸めたまま前に倒す。
このまま呼吸をし、息を吐くときにお腹をへこますようにする。
※椅子に座って腰を丸めた体制でも良いです
◉腿の前のストレッチ
足を前後にして骨盤を後ろに傾ける。
やや腰を丸めたまま骨盤を前に押し出す。
猫背タイプのストレッチ
◉胸のストレッチ
壁などに肘と手をつく。
体を腕と逆側に少し捻る。
◉お尻のストレッチ
片足を反対側の足の上に乗せ膝を開く。
背筋を伸ばして体と足を近づける。
※手で脚を引き寄せてもよい。
※片足を反対側の足ではなく、台などを利用して足を乗せられるようにする。
まとめ
良い姿勢って何?
なぜ良い姿勢の方がいいの?
何をすれば解決するの?
まずは自分の姿勢のタイプを知ること、そして筋肉バランスを整えることをおすすめします。
少しでも参考になったら嬉しいです^^