膝が痛くても運動するのですか?
膝の調子が悪くなった経験はありますか?
私は2002年に調子が悪くてMRIを撮ったことがあります。
その時の診断では、半月板が少し欠けている…とのこと。
といいうことで、本日は膝に関することを書きたいと思います。
身体は消耗品でもありますし、大事にしていきたいですよね〜
膝は何故痛くなるの?
たくさんある関節の中でも、膝は身体の重さがダイレクトにかかる関節の一つです。
なにをするにしても必ず動かします。
私の場合は突然調子が悪くなったわけではなく、長年かけて慢性的な疲労が蓄積されたのが原因でしょう。
この頃はあまり知識もなく、とりあえずテーピングを巻いたり運動後にはアイシングを欠かさず行ったりしたくらいです。
それでも仕事はほぼ休まずにやってこられました。
他に痛みの原因として考えられることを挙げてみます。
①過度なストレス
②筋力不足
③柔軟性不足
④間違った動き方
過度なストレス
日常生活でそれほど強い負荷がかかるわけではないものの、しゃがんだり立ったり同じ動作の繰り返しをしていると膝にストレスがかかります。
小さな負荷でも多くの時間を費やせば消耗していくものです。
関節には軟骨やクッションとなる滑液があるのですが、年齢とともに弱化…これは仕方なし^^;
筋力不足
筋肉は関節をまたいで付いているものも多く、関節の動きを助けています。
そして重力に逆らい、身体を支える役目もしています。
その筋肉を使わなくなると力を発揮しにくくなりますよね。
例えば風邪をひいて数日寝ていたとして、久しぶりに歩くと踏ん張りが効きにくかったという経験はありませんか?
膝でいうと腿の前や後ろ、内側や外側。
そしてお尻も含めて脚全体が弱くなっていると膝への負担が増してしまうのです。
柔軟性不足
筋肉は力を発揮するだけでなく、伸びたり縮んだりすることが大事です。
硬いままの筋肉だと脚全体がぎこちなくなり、動き自体が制限されてしまいます。
そうなると動いた時の衝撃などを吸収しにくくなるのです。
筋肉にはしなやかさも必要なのです。
間違った動き方
膝は、股関節と足首の2つの関節に挟まれています。
このどちらか、もしくは両方の関節が動きにく状態だと膝が捻られた動きになることがあります。
膝は伸びているときはブレず、曲がっているときにブレた動きをします。
股関節や足首に不具合があるかどうかチェックをし、改善することも膝に負担をかけない動きづくりの一つです。
膝のために動く?動かない?
私は仕事を休まず動いてきましたが、完全に休むことも時には必要です。
しかし、それだけでは良くならないのが現実。
本日は『膝が痛くても運動するのですか?』というテーマですが、答えはYES。
もちろん膝の構造上、治療が優先の場合も多々あります。
整形外科などに行った人にお聞きすると、共通のことを言われているようです。
それは…
「膝を鍛えましょう」
「腿の前を鍛えましょう」
果たしてそれでいいのでしょうか。
そもそも怪我の多くは「膝42%」、続いて「足首・足17%」といわれています。
圧倒的に膝の怪我が多いのです。
しかし、膝が悪くて膝が痛くなるとは限りません。
原因は他にある可能性が高いとしたら…
元を断たなければ良くなるものもなかなか良くならないでしょう。
注射を打つ?痛み止めを飲む?
それで良いですか?
何故痛くなるのか…
それは動き方の癖が関係しているケースがあるということをご存知ですか?
動きの癖ってなんだろう?
フィットネスクラブに通い、スタジオレッスンに参加をするのは楽しいです。
軽快な音楽に合わせて身体を動かすと気持ちがいいですよね。
長く続けたいと思いつつ、気づくと膝が重くなり痛みが出始めると辛くなります。
運動を減らしたり休むことで少し楽になることもあるでしょう。
「だいぶ楽になった!」
と言い、また再開する人も多くいらっしゃいます。
それ、本当に良くなったのですか?
どんな症状があるのか
膝の内側が痛いというケースが一番多いように思います。
先ほど、膝が曲がっているときにブレた動きをすると話しました。
そうなると、赤丸で示した部分に痛みを感じます。
これは『鵞足炎(がそくえん)』といいます。
この部分に痛みが出る人は多いです。
膝の痛みがどこに出るかで対処法は変わりますが、日頃から負担をかけるような動き方をしているのであればそれを変える必要があります。
自分の身体をチェックしてみよう
では、身体のチェックをやってみましょう!
〜チェック① 動き方〜
◉ジャンプをして両足着地をした時、膝が前に出ていませんか?
◉階段を下りる時、膝がぶれたり内側に入ったりしていませんか?
このような場合、股関節を正しく使えておらず膝に負荷がかかっている可能性があります。
〜チェック② 筋肉のつき方〜
◉腿の前が張っている(動くとすぐにパンパンになる)
◉ふくらはぎが発達している
◉お尻が垂れている(力が入りにくい)
このような場合、股関節周辺の筋肉を日常的に使えず他の部分で代償しているのでしょう。
多くの人は、マッサージやサポーターでとりあえず対処しているのでは…
だいぶ良くなった…は、本当に良くなっているのでしょうか。
おわりに
身体は年齢とともに消耗していくのは誰もが感じること。
それでも早いうちから動き方を良い方向にしていくことで、その大小に差は出てくるのだと私は思います。
痛みや違和感などは少ない方が嬉しいですよね^^
今も、これからも快適に!!
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